また熱海で土砂災害が起きましたね。
被害に遭われた方に心よりお悔やみ申し上げます。
それに今はコロナ禍で毎日の報道で心も体も疲れている日が続きますが、今日はそのお話をしてみたいと思っています。
心(脳)はいつまでも続く不安には弱くできています。
うがった考え方ですが、不安をあおり視聴率を上げているのでは,などと思わないわけではないのですが。
それはさておき、脳は交感神経と副交感神経の働きがあるのですが、
交感神経は、例えば、昔、マンモスがいる頃には、この交感神経が血圧を上げ、瞳孔を開き、心臓の脈を早めて攻撃するか、逃げるかを判断するために働いていた神経です。
言い変えるなら神経の働きを活発にする作用があります。
それに引き換え副交感神経は心臓の働きをゆっくりして血圧を下げ胃腸の働きを活発にします。
以上のように相反する神経の働きを持っていますがこのようにいつまでも不安な状況が長くなると、その交感神経と副交感神経のバランスがうまく調整ができなくなってきます。
そのため、なかなか夜寝つきが悪くなったり、食欲はなくなってきたりします。
やがて交感神経が優位な状態が続くと最終的に脳下錐体が肥大化し、少しの刺激でも過剰に反応してしまいます。
やがて理性をコントロールする前頭前野(理性を司る)に影響してしまい感情を抑えることができなくなってきます。
方法としては腹式呼吸と、自律訓練法をお勧めします。
腹式呼吸はお腹のうえに厚い本を置きその本を持ち上げるようなイメージで息を吸います。
そして本の重さで吐く息が吐かれていく、そんなイメージで行ってください。
また自律訓練方に関しては私のYouTubeで説明していますのでそれを参照ください。最後までお読みいただきましてありがとうございました。
それではまた。
次回は悩みの整理についてお話をしますね。
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